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H28年1月号
2016,01,22, Friday(カテゴリ:-)
響きあう学校      安城学園高等学校だより2016.1.20(水) 第152号
安城学園高等学校長 坂田 成夫


 ゆきがふる  まど・みちお

  ふるふる ふるふる ゆきが ふる   ゆきを みあげて たつ ぼくに
  ふるふる ふるふる ゆきが ふる   とつぜん ぼくは のぼってく
  せかいじゅうから ただ ひとり    そらへ そらへと のぼってく
  ふと きがつくと ゆきが ふる    ゆきを みあげて たつ ぼくに
  ふるふる ふるふる ゆきが ふる

【今月の作者と詩 まどみちお】 
 1909年11月16日山口県(現・周南市)生まれ。本名は石田道雄(いしだ・みちお)。10歳のころに台湾へ渡り、1934年、台湾総督府の道路港湾課で働いていた時代に雑誌の童謡募集で特選に選ばれ、本格的に詩や童謡の投稿を行う。1943年、召集によってマニラを皮切りに各地を転戦し、シンガポールで終戦を迎える。戦後は日本に戻り、雑誌の創刊にたずさわる。59年からフリーで、詩・童謡・絵画に専念。1968年、野間児童文芸賞、2003年、日本芸術院賞などを受賞。1992年には、皇后美智子さまの選・英訳による『THE ANIMALS「どうぶつたち」』が日本と米国で出版された。2014年2月逝去。104歳の人生を終える。「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」などおおらかでユーモラスな作品は童謡としても親しまれている。表現の前に存在があるという意味で「存在の詩人」とも言われた。「ゆきがふる」は天空から落ちてくる雪の粉を見上げた体験を詩にしている。見上げていたら自分の身体が空へ空へとすいこまれていくような感覚,素敵な感覚だと思います。

【本の好きの人が育つまちーまちの本屋さんと学校と図書館の連携を考えるー2015年度図書館原稿】
 安城市の駅前に新図書館が平成29年夏にオープンします。区画整理事業の関係で本校の通用門から駅に向かって大きな通りが完成する予定で、歩いて約5分、距離にして300mの位置にオープンします。今後、授業や課外活動で新図書館を利用する機会も多く増えてくる予定です。
 本を読むということは人間にとってとても重要なことです。図書館は心を豊かにしたり、物事を考えさせてくれたり、わからないことを教えてくれる場所でもあります。知的好奇心を換気し、わくわくさせる場所でもあります。そして何よりも図書館は本を読む活動をサポートし、本を読むことを触発する役割を担っています。
 安城市にできる新図書館への期待は地域の読書文化を作り出すセンターになって欲しいということです。全国の新図書館をみても図書館は立派になったがまちの本屋さんは消え、読書人口は増えないという事態は多々起こっています。新図書館の利用者が増えて、本の好きな人が増えて、まちの本屋さんで本を購入する人、学校図書館を利用する人も増えていく、そういう視点で新図書館を運営しているかどうか疑問もでています。まちの本屋さんや学校図書館とうまく連携できているかどうかそれが重要だと思います。
 図書館に勤務する人も本を好きにさせるプロですが本屋さんも、学校図書館に携わっている人もプロです。もっと図書館運営にまちの本屋さんや学校図書館に携わっている人の知恵や力を借りてもよいと考えます。たとえば、図書館で購入する本の選定をまちの本屋さんと共同して行うことや選んだ本の納品はまちの本屋さんに依頼すること、そして図書館とまちの本屋さんが共同してブックフェアーや講演会などの催しを共同開催することなど考えればたくさんあります。学校図書館へまちの本屋さんがでかけていって本を読むことの面白さを話したり、本屋さんという仕事の魅力を子どもたちに伝えていただくことも本の好きの子どもたちを育てることに有効です。インターネット書店で購入する人たちも増えており、そのことがまちの本屋さんの減少につながっているという指摘もありますがインターネット書店では本を読む活動をサポートし、本の好きな人を増やしていくという役割は不十分です。
 ある県立の図書館ではどんなに人気のある本でも一冊しか購入しません。たくさん購入すれば利用者には便利になるかもしれませんが、他に読んで欲しい本が購入できなくなるというのが理由です。急いで読みたい人は本屋さんで購入する、そのことを勧めています。そうした判断も新図書館には必要です。利用者をどう増やすかということを優先し、まちの本屋さんを無くしていくということは絶対にしないで欲しいと思います。
 新図書館と学校の図書館そして町の本屋さんが本の好きな人を育てるという共通の目標に沿って協力し合う存在だということを再確認する必要もあります。新図書館は特にまちの本屋さんを支えるという認識を持つ必要があります。また新図書館や学校の図書館では読書運動を通じて「本を買う」「自分の本を持つ」ことの大切さも教えていく必要があります。
 まちづくりは人づくりです。そして本の好きな人を増やしていくことはまちづくりにとって重要なことです。
 新図書館とまちの本屋さんそして学校の図書館が連携して本の好きの人が育つまちづくりをめざして運営されていくことを願っています。本学の図書館もそうした方向をめざします。

【新聞のコラム みんなの学校 長崎新聞コラム 水や空 2016.1.12】
 「子どもが学ぶ場は、学校ですか。それとも教室ですか」。そう問われたが、答えの前に質問の意味がよく分からない。9日、長崎市内で開かれた講演会は、講師の木村泰子さんが矢継ぎ早に問い掛け、びっしり満席の参加者は考え、笑い、発言した▲木村さんは大阪市立大空小の前校長。ここは特別支援学級がない。障害がある子も健常とされる子も同じクラスで学ぶ。そして不登校の子はゼロ。その取り組みは「みんなの学校」という映画になり、県内でも自主上映された▲30人の子どもの中に、先生の言うことを聞けない子がいる。そこで言うことを聞かせようとするか。それとも、その子があすも登校できる場所にしようとするか。木村さんは問う。そのどちらが、残り29人の他者や社会を理解する力を育てるか▲そんな学校では毎日トラブルが起き続ける。木村さんも教師個人には解決不能だと認める。学級担任という形が既に現代に合わない、と▲大空小は学級担任の枠を壊し、教職員全員が全校児童を担当する。保護者にも「学校をつくる」という参加意識を求め、全体で子どもを見守る▲なぜそんな学校にしたのか。「地域の誰でも安心して暮らせるのが普通の公立小学校だから」。それは理想だが現実には難しい...という感想もあろう。でも彼女は「やればできるのに」と笑う。(玲)

【新聞のコラム 原点は横殴りの雪に向かって「なにくそ」と思う心 河北新報 河北春秋 2016.1.17】「私の原点は横殴りの雪に向かって『なにくそ』と思う心。じょっぱり。自分で努力の限界を引いてはいけない」。青森市出身の柔道家斉藤仁さんの言葉だ。逆境から逃げず、挑み続ける姿は指導者になっても変わらなかった▼母校国士舘大の監督に就いた時、チームはどん底の状態。もがき苦しんだ末、上からの押し付けでは駄目と気付く。道を究めた自らが、教わる側の段階まで降り、それぞれに合った指導を重ねて立て直した。「大変だった。その分、五輪で優勝した時よりうれしかった」▼ヘッドコーチとして全日本を率いた際もスタートは散々。国際大会で史上初めて金1個に終わる屈辱を味わう。だが、母校での経験が生きた。伝統にとらわれず、個々を伸ばすことに力点を置いた強化を断行し、世界に食らいついた▼背中を追い続けた山下泰裕さんとの名勝負、日本勢がことごとく敗れる中、最終日に唯一の金メダルを取り、本家の面目を保ったソウル五輪…。斉藤さんが54歳の若さで亡くなり、20日で丸1年になる▼病床にあっても、全日本柔道連盟の強化委員長として暴力事件に揺れた柔道界の再生に尽力していた。思い半ばでの他界は無念だったはず。見据えていた五輪の年を迎えた。斉藤さんの目に現状はどう映っているだろうか。

【1月の読書「人魚の眠る家 幻冬舎 東野圭吾 1600円(税別)」 
 年始めに東北へ向かう新幹線の中で『ラプラスの魔女』を読み、気仙沼の本屋で『人魚の眠る家』を購入し、ホテルで読み切りました。東野圭吾作家デビュー30周年を記念する2作品でした。『人魚の眠る家』は不思議なミステリーです。『ラプラスの魔女』とあわせて是非、読んでみて下さい。

【1月後半の日程】
 1月20日(水)針供養 
 1月22日(金)創作活動発表会
 1月23日(土)第3回英語検定
 1月24日(日)全商簿記実務検定試験
 1月25日〜29日 3年生第5回定期試
 1月28日(木)推薦入学試験 生徒家庭学習
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