私の授業 (反転授業とアクティブラーニング)

私の授業 (反転授業とアクティブラーニング)

[ 国語 ]

私の授業 「切磋琢磨しながら学び合い、いい授業をつくる」
                        国語科 中村美弥子先生(平成18年4月就任)
 3年生の古典の授業では、グループで1つの単元を研究し、そのグループが先生となって授業を行います。単語 の意味や文法など皆で協力しあって文章を解釈し、ポイントとなる部分を考え授業の案を作っていきます。その中 で、どうやったらうまく伝えられるか、どんな問いを考えればいいか、興味を持ってもらうためにはどんな工夫が必 要か、試行錯誤することによって理解が更に深まり、お互いに切磋琢磨しながら学び合ういい授業を作っていきます。

 

[ 社会]

私の授業 「タブレットから見ることのできる世界は無限大」
                        地歴公民科 中村 友洋先生(平成26年4月就任)
 「地歴公民の授業は暗記科目でつまらない。」そんな言葉を聞くことがあります。どうして暗記科目だと思っ てしまうのか?それは授業で扱う内容が、自分の生活とは関係ないもの、教科書の中のものだと感じてしまうから です。そのギャップを埋めるために、できる限り多くの資料を、映像も画像も地図も、とにかく見てもらうことに 注意を払っています。百聞は一見に如かず、私が言葉を尽くすよりも、実際に見てみると説得力は抜群です。自分 の生活との繋がりがわかったとき、地歴公民科の授業は全く異なるものに感じられます。 「タブレットひとつ」から見ることのできる世界は無限大です。これからもっと「タブレット」のアクティブな使 い方を模索して、「わかりやすい授業」に挑戦していきます。

 

[数学]

私の授業 「分かりたい。できるようになりたいという声に応える」
                        数学科 古橋和明先生(平成1年4月就任)
 今、盛んに喧伝されているアクティブラーニングですが、これまでの講義型一斉授業でも、生徒を集中させ成果 を出すことに強い自負があったので私は当初、懐疑的でした。しかし、研究部という分掌に所属し、他校の授業見 学を重ねる中で出会ったある先生が「従来型の授業は形としては成立しているように見えても、定着率は多くて3 割です。『100%生徒を逃さない』授業を行うために私は協同学習を取り入れました。」と語られ、すべての生 徒が実に楽しそうに能動的に教え合っている公開授業を見学させていただきました。  また、河合塾の夏期教員研修に参加した際には、「あえて仲の良い生徒どうしでグループを形成したり、振り返 りで行う確認テストでさえ、持ち込みや一部相談も可能にした実践を受け、「これは凄い」と、私の中でコペルニ クス的転換が起こりました。
 アクティブラーニングとは人間の本質的欲求『分かりたい。できるようになりたい。しかも明るく楽しく。』に 適う、授業に参加・共同感をもつことができる教育実践です。授業で説明する時間を大幅に削り、ファシリテータ ーに徹していますが、時に「説明が丁寧過ぎた」と反省することもあります。授業進度は飛躍的に速くなり、振り 返りに十分な時間を割くことができるので順調に学力は向上しています。なにより生徒達が楽しそうに互いに教え 合う姿は教師冥利に尽きます。学びの場は社会も含め多様にありますが、生徒が日々、最も多くの時間を過ごす教 室という場で、さらに豊かな実践ができるよう努めていきます。

 

[理科]

私の授業 「授業をわくわくする時間に変える」
                        理 科 宮田 淳先生(平成22年4月就任)
 “自分が高校時代にこういう授業が受けたかった”という思いを第一に、現在3年生の理科演習、1年生の総合学 習にてタブレット端末を活用した学習を進めています。アプリ「ロイロノート」を用いたプレゼン発表を中心に、 授業の導入には「Finger Board」でイメージを掴ませたり、学習アプリで正答率を競ったりなど、一方的な講義 で終わらないような工夫を実践中です。
 授業がワクワクする時間に変われば、生徒の自発的学習につながると私は考えています。そのようなきっかけと なる従来とは違った授業を展開するために、私にとってタブレットは欠かせられない存在です。今後も生徒の意欲 を引き出せるような活用術を模索していきます。

 

[英語]

私の授業 「新たな言語を学ぶ姿勢を養うー反転授業に挑戦—」
                        英語科 国分 渉悟先生(平成26年4月就任)
 私は、「Explain Everything」というiPadのAppを使って、反転授業に挑戦しています。英語の授業動画を作成 し、生徒に自宅で視聴させ、授業では一方的な講義スタイルにならないように活動を多く取り入れています。生徒を 中心にした授業作りを心がけることで、生徒の理解も促進され、授業進度も速くなります。速いテンポで授業が進め られるので、教科書を読むだけにとどまらず、様々な教材を準備し、多くの英語に触れさせています。「英語の力を 総合的に養う」だけでなく、「新たな言語を学ぶ姿勢を養う」ことも目標に授業を行っています。

 

[英会話]

私の授業 英語科 サイモン・キュウ先生(平成8年4月就任)
Here at Anjo Gakuen, we pride ourselves on creating lessons that promote students’ speaking, listening, reading and writing skills, by keeping up-to-date with the latest innovative developments in English education. We make a lot of effort to ensure that students find our lessons both enjoyable and connected to their interests. We foster an understanding of and appreciation for international cultures in the hope of making citizens of the world. The high motivation of our students is shown by their active participation and considerable success in English speech contests and well-known English tests, such as EIKEN. Communicating in English will help broaden your world! Hope to see you all soon!!
ここ安城学園でわたしたちは、常に英語教育における最新の取り組みや成果を取り入れながら、生徒の4技能 (話す、聞く、読む、書く)を高めるレッスンを作ってきました。生徒たちが楽しみ、興味を持てる授業づくりを心がけ ています。わたしたちは、かれらが国際文化への理解や認識を深め、世界で活躍する市民となることを期待しています。 生徒たちは高い意欲を持って、英語のスピーチコンテストや、英検などに積極的に挑戦しています。英語を使えば、 あなたの視野が広がりますよ!みなさんにお会いできることを楽しみにしています。